ハポンさん使節団の日本訪問 – 日本で結婚式も

 

JCH「とも」が2013年から交流を続けているコリア・デル・リオ市のハポンさん達(1613年に仙台藩主伊達政宗がスペイン・ローマに派遣した慶長の遣欧使節の末裔たち)一行22人が7月30日から8月10日までの約2週間日本各地を旅行し、そのうちの一組は仙台市の勝山館で結婚式を挙げた。今回の一行は、団長でハポン・ハセクラ協会の会長であるファンフラン・ハポン氏以外は全員が日本は初めてという顔ぶれ。しかも子供たちを同行させた家族連れも多く、ハポン姓を受け継ぐ若い世代が今までの交流活動を受け継ぎさらに大きく発展させてくれる可能性を広げてくれたと言える。一行は大阪空港に到着してまず京都見物を楽しんだ後、静岡の富士宮にてパリで長らくハポンさんとの交流に尽力してきた渡辺実氏と再会。東京では在日スペイン大使館公邸にてレセプションを受けた。仙台方面に来る前日は支倉常長が生まれた米沢に立ち寄り、支倉常長日西文化協会の熱烈な歓迎を受けた。一行の一番の所縁の地である仙台に入ってからは、支倉常長の墓所があるとされる市内の光明寺をはじめ川崎町や大郷町の墓地も訪問し一人一人が猛暑の中を心を込めて墓参りをした。またメンバーの中のファン・カルロス・ハポンさんとジョランダさんが仙台勝山館にて長年の夢であった古式豊かな日本式の結婚式を挙げた。最終日の女川では春にコリア市で行われた第一回ハセクラカップに参加したコバルトーレ女川のユースチームが合流。約4か月ぶりの再会を楽しみフラメンコを一緒に踊るなど夜遅くまで盛り上がった。

今回の令和最初のハポンさん使節団の日本訪問はJCH「とも」の音楽監督である白田が代表を務めるNPO:9.11風の環メモリアルコンサートとハポン・ハセクラ後援会が主催し、現地のハポン・ハセクラ協会の協力のものに実現した。 昨年12月に誕生したハポン・ハセクラ後援会としては春のハセクラカップおよびニューヨークの風の環少年少女合唱団のスペイン派遣に続く二つ目の大きな企画・イベントとなった。

今回のハポンさん使節団の全日程の記録は下記にまとめています。
https://note.mu/japon_hasekura


 
 
 
 
 
 
 
 
 
披露宴で〝気球にのってどこまでも“などを歌う仙台の合唱団「萩」とJCHから参加した5人のメンバー


 
 
 
 
 
 
 
 
 
ハポンさん達もステージに上がって一緒に「花は咲く」を合唱しました。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
JCHから参加した5人のメンバー (勝山館フロント付近)

メディアの掲載はこちらです。
共同通信を通して日本各地の地方紙にも掲載されています。それら地方紙は全部内容は共同のものと同じです。




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


テレビのニュースは
NHK:https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20190807/6000006511.html
仙台放送:https://youtu.be/Wq7s5dOymN4

富士宮でのニュース
http://japon-coria.blogspot.com/2019/07/japon-san-visit-to-fujinomiya-2019.html
https://www.at-s.com/news/article/local/east/664870.html

米沢でのニュース
http://www.yonezawa-np.jp/html/newsmovie/2019_2H/20190804mov1.html

なお下記ハポン・ハセクラ後援会のブログにも仙台、川崎町、松島、石巻、女川、大郷町などでの様子が分かります。
https://www.japon-hasekura.com/blog